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足の痛み、歩行障害、動作が遅いなどの症状があるケース

パーキンソン病の障害年金申請事例


対象者の基本データ
  • 病名:パーキンソン病
  • 年齢:40代
  • 性別:男性(東京都目黒区)
  • 障害の状態:足の痛みがあるため、歩き方がおかしい・動作が遅いなどの症状がある。また、指に力が入らないため、ボタン留めや衣服の着脱・靴ひもを結ぶなどの行為が困難な状態。歯ブラシを握ったりすることもできない。
  • 申請結果:申請した翌月から障害年金の支給が認められた。(障害厚生年金2級認定)

パーキンソン病を発症した経緯

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    発病の経緯

初めは、足の痛みや不快感から始まりました。また、足がつったり、歩きにくいなどの症状も出てきました。そのため整形外科を受診したのですが、「原因不明」とのことではっきりとした診断はつきませんでした。

その後も、左足の痛みや手の震えなどがおさまらないため、大きな総合病院を受診したところ、パーキンソン病と診断されました。この頃から、激しい足の痛みに加え、次第に歩行障害が出現し始めます。そのため、家族からも「歩き方がおかしい」「足を引きずっている」などの指摘を受けるようになりました。特に左足の症状が酷く、次第に手にも巧緻運動障害がみられる様になります。

現在はバランスが取りづらく、何かにつかまっていなければ立っていることが困難な状態です。全体的に動作が遅く、歩行が困難ですり足での歩行を余儀なくされています。そのため、日常生活にも支障が残りました。

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    手続き内容

障害年金の世界では、たとえ誤診であっても、「その傷病で初めて医師の診察を受けた日」が初診日になります。よって今回のケースでは、一番初めに「原因不明」と言われてしまった整形外科が初診日です。そのため、整形外科で初診日の証明書を取得しました。

その後、足の痛み、手の震え、歩行障害などの症状が出てきました。よって、医師に相談し、診断書にこれらの内容とともに、日常生活の支障の程度を記載していただきました。

障害等級は障害厚生年金2級。申請した翌月から障害年金が支給されました。


⇒お問い合わせページはこちらです

パーキンソン病の申請におけるポイント

初診日は「原因不明」とされた病院になること

今回は、初めに受診した整形外科に「原因不明」と診断されてしまいましたが、障害年金の世界では、初診日はその日になります。

手足の機能がかなり悪化していたこと

上述の通り、手足の症状がかなり悪化し、日常生活に支障が出てしまいました。そのため、家族による介助が必須の状態です。

このような点が考慮され、対象者は障害年金を受給できるようになりました。

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