発達障害の場合の初診日とは

アスペルガー症候群の障害年金申請事例


対象者の基本データ
  • 病名:アスペルガー症候群
  • 年齢:30代
  • 性別:男性(東京都世田谷区)
  • 障害の状態:言語的なコミュニケーション能力が著しく低く、社会性に障害があるため、「場の空気が読めない」「お世辞や皮肉、比喩表現などが理解できない」などの症状がある。

    臭覚・聴覚過敏があり、些細な物音や他者の服についた僅かなニオイも気になってしまう。

    拘りが強く、想像力が乏しいため、予想外の事態に直面するとパニックを起こしてしまう。

  • 申請結果:過去5年遡って障害年金の支給が認められた。(障害厚生年金2級認定)

受診までの経緯

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    発病の経緯

この方は、子供の頃から「集団になじめない」「単独行動ばかりする」という特性を持っていました。また、強いこだわりがあり、同僚の服の臭いやドアを開閉する音に対して異常なまでに嫌悪を示していました。当時勤めていた会社でも空気が読めない、社交辞令が通じないなどの理由から取引先と頻繁にトラブルを起こしていました。

ある日、テレビで発達障害の特集を目にし、自分と症状が酷似していたため、発達障害も診てくれるメンタルクリニックを受診。アスペルガー症候群と診断されました。

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    手続き内容

障害年金は、初診日の時点で20歳前または国民年金加入中の方は「障害基礎年金」しか申請ができないのですが、この方は、初診日の時点で厚生年金に加入していため、障害厚生年金での申請ができました。

障害年金は、初診日が厚生年金加入中かそうでないかで、かなり大きく異なります。発達障害については、成人してから判明することも多いので、「
初診日が厚生年金加入中」というケースも多々あります。そのため、本人にとって有利な障害厚生年金での申請という形をとることができました。

障害等級は障害厚生年金2級。5年さかのぼって障害年金が支給されました。


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アスペルガー症候群の申請におけるポイント

初診日はメンタルクリニックであること

医学的には発達障害は生来性のものになりますが、障害年金の世界では、初診日はあくまで「発達障害で初めて病院に行った日」になります。

そのため、この事例の場合はメンタルクリニックを受診した日が初診日となります。

社会生活に支障があること

言語的コミュニケーションや社会性に障害があることから、社会生活を送ることに著しい制限がかかっています。また、家族であっても頻繁にトラブルが起こる状況でした。

日常生活に支障があること

診断書における日常生活の判定の項目で、食事、金銭の管理、入浴等の項目のほとんどが家族の援助なしではできないことを証明してもらえました。

このような点が考慮され、対象者は障害年金を受給できるようになりました。

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