狭心症による障害年金申請事例

対象者の基本データ

病名：狭心症
年齢：50代
性別：女性（東京都目黒区）
障害の状態：少しの動作でも動悸・息切れ・胸痛を繰り返す。そのため、歩行や階段の上り下りなどは必ずゆっくり行う。足のむくみもあり、仕事はデスクワークに変更した。
申請結果：申請した月から障害年金の支給が認められた。（障害厚生年金3級認定）

狭心症を発症した経緯

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発病の経緯

重い物を持ったり、小走りしたりすると、動悸や息切れが出るようになりました。初めは年のせいだと思い、病院を受診したりはしませんでした。そのうち、入浴時に胸痛がするようになりましたが、それでもすぐに受診はしませんでした。

ある日、これらの症状を息子に話したところ、「病院を受診したほうがいい」と言われたため、かかりつけの内科を受診しました。その結果、大きい病院での精密検査を勧められたため、大病院を受診したところ、狭心症であることが判明しました。現在も治療を続けていますが、特に朝には動悸・息切れ、胸痛などの狭心症発作が毎日のように起こっています。そのため、仕事もデスクワークに変更し、無理のない範囲で働いています。

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手続き内容

今回については、息子のアドバイスでかかりつけの内科を受診し、その後の大病院の精密検査で狭心症が判明しました。この場合、初診日はかかりつけの内科になりますので、そちらで初診日の証明書を取得しました。

現在も、動悸・息切れ・胸痛・足のむくみなどの症状があります。また、急性心筋梗塞に移行しないように、基本的に外出は控え、仕事もデスクワークに変更しました。診断書には、日常生活全般において安静にする必要があることと、仕事はデスクワーク以外は避けるべきと記載いただきました。

障害等級は障害厚生年金3級。申請した月から障害年金が支給されました。

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狭心症の申請におけるポイント

ほぼ毎日、狭心症の症状が起こること

動悸、息切れ、むくみ、倦怠感、胸痛がほぼ毎日起こります。診断書にその旨を記載していただきました。

日常生活に支障があり、家族の援助が必要なこと

日常生活での軽い動作でも動機・息切れ・胸痛の症状が出てしまうため、日常生活に支障があるとともに、外出は控えています。そのため、家族の援助が必要となっています。

デスクワークしかできないこと

狭心症の症状により、仕事はデスクワークに変更しました。このような場合、「労働に著しい制限がある」と評価され、障害等級は３級になる可能性があります。

このような点が考慮され、対象者は障害年金を受給できるようになりました。

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