こだわりや過敏が強く、対人関係に支障があるケース

自閉症スペクトラムの障害年金申請事例


対象者の基本データ
  • 病名:自閉症スペクトラム
  • 年齢:20代
  • 性別:男性(神奈川県川崎市)
  • 障害の状態:幼少時からこだわりが強く、過敏もあった。小学校は普通学級に入学したものの、いじめに遭い特別支援学級に変更した。その後も、対人関係に困難が続いた。
  • 申請結果:申請した翌月から障害年金の支給が認められた。(障害基礎年金2級認定)

受診までの経緯

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    発病の経緯

対象者の方は幼少時より過敏があり、花火の音など大きな音や黒板・靴の音が苦手、友達と遊べないなどの症状がありました。また、「決まったことを決まった順番にやる」というこだわりがあり、そのパターンが崩れるとパニックになってしまっていました。そのため、良好な対人関係を築くことができず、小学校ではいじめに遭ってしまいました。

その後、中学校や高校は特別支援学級・学校に進みましたが、やはり対人関係を築くことはできず、いつも孤立してしまっていました。現在、大学生になりましたが、授業中に他人のシャープペンシルの音がするだけで大きな苦痛を感じるなど、
学生生活に支障が出てしまっています。

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    手続き内容

対象者の方は、小学校の時、近医で自閉症と診断されました。当時のカルテは破棄されてしまっていましたが、現在通院中の病院も20歳前に受診していましたので、「受診状況等証明書」は不要となりました。

今回のケースでは、申請する傷病で「20歳前に受診していたこと」が証明できれば十分です。よって、現在通院中の病院で、20歳前に受診していたことを証明していただきました。

現在、ご両親とともに暮らしていますが、「必ず決まった時間に家を出なければならない」「決まった洋服以外は絶対に着ない」「掃除機の音に過敏に反応する」などの症状があり、生活全般に介助が必要な状態です。当事務所では、日常生活の困りごとをご両親からヒアリングし、医師へのお手紙を作成しました。そちらを参照いただき、適切な診断書を作成いただくことができました。


障害等級は障害基礎年金2級。申請した翌月から障害年金が支給されました。


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自閉症スペクトラムの申請におけるポイント

こだわりや過敏が強いこと

幼少時より上述のようなこだわりや過敏が強く、日常生活にも支障がありました。外出する際も耳栓を持ち歩かなければならないなど、過敏は現在も続いています。

日常生活には家族の介助が必要であること

家電の使い方が理解できないため、電子レンジや洗濯機などを使うことができません。また、音に過敏に反応するため、家族は常に大きな音を立てないようにしなければなりません。そのため、家族による生活のサポートが必須の状態です。

今後も対人関係の困難が予想されること

現在は大学生ですが、「場の空気を読む」ことや「他人に気を遣う」ことが困難で、大学での友人もできない状況です。そのため、現在は家族以外との接点はなく、今後も対人関係の困難が予想されます。

このような点が考慮され、対象者は障害年金を受給できるようになりました。

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